任意売却の最大のメリットは市場価格に近い金額で住宅を売却できることです。
住宅が競売物件とされ売りに出されると、買い手側は住宅の状態を見ることができないなどの不安がある為、それを考慮して一般的な市場価格より不動産価値が2割〜6割程低く設定されてしまいます。
任意売却では仲介者を通して債権者と債務者が相談し、お互いが納得できる価格設定をする事により、通常物件として売却をします。競売より高価格で売却する事ができ残債も減らすことが出来ます。
競売物件として公開された場合は、新聞などの告知によりご近所の方に事情を知られてしまうことが多いのですが、任意売却を選択すれば一般住宅の売却と同じ扱いになるので、誰にも知られずにすみます。また、担保の抵当権を解除する為の手続き処理費や、滞納されていた税金があった場合、その費用は債権者が負担してくれる場合もあります。
注意点としては、住宅の売却代金で住宅ローンを全額払いきる事が出来なかった場合に、住宅ローンの残金が発生してしまうという事です。住宅さえ手放せば住宅ローンは無くなるというように考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。また、任意売却を手掛けている不動産会社によっては、住宅ローンの残金については払える金額だけ払っていれば大丈夫というような説明をするところもありますが、決してそうではないということを良く理解しておく必要があります。

















